ホーム » 取材に行ってきました! » KFP「KFPおやじネットワークフォーラム」を取材しました

KFP「KFPおやじネットワークフォーラム」を取材しました

 6月30日(土)に鵠沼小学校にて開催された「KFPおやじネットワークフォーラム」に参加させていただきました。藤沢警察署生活安全課防犯少年係の方が講師として招かれ、防犯講習会が行われました。

 テーマは「パトロール(見守り活動における注意点)及び生徒・児童を取り巻く犯罪の状況」で、最近の犯罪の傾向や、犯人と対面した時の対処法などを教えていただきました。
 また、パトロールの重要性や注意点についてもお話があり、大変参考になりました。 

-内容-

    • 最近は防犯パトロール等のおかげで犯罪は減ってきているが、振り込め詐欺の被害が多発している。
    • 携帯電話を何台も持ち、着慣れないスーツを着てうろつく不審な若者がいたら、警察へ通報いただきたい。
    • 最近は、スマホから犯罪につながるケースが多い。盗撮、痴漢、万引きの方法などの情報が簡単に手に入る。
    • 夜間、少年が出歩くようになり犯罪に巻き込まれるのも、スマホでの呼び出しがきっかけであることが多い。
    • 市のHPより安心安全メールに登録すると、藤沢警察署で受けた不審者情報を入手することができる。

 相手が刃物を持っている時は、まず自分の身を守ることが大事ということで、以下のことを教えていただきました。

      • 距離を置く(1.8mぐらい)
      • 時間をかせぐ
      • 110番通報(場所、情報を丁寧に教える。犯人から遠ざかる)
      • 興奮させない。
      • 挨拶が大事(不審者が嫌う)
      • 相手側に存在を伝える。(黄色いジャケット等)

 神奈川県警青少年育成課からKFP特別顧問でもある五十嵐さんより、サイバー犯罪についてお話しいただきました。

 ネット上で多発している詐欺やなりすましの犯罪について、事例の紹介がありました。子どもが被害に遭っているかと思うと、心が痛むことばかりでした。将来取り返しのつかない事態に陥る場合もあるそうです。子どもにスマホを与える時には、しっかりとルールを決めることが重要であるとのことでした。

      • 親の名義で購入し、必ずフィルタリングを掛ける。
      • 夜は自室に持ち込まない…守れなかったら返してもらう

など、親も常に危機感を持って対応するべきだそうです。スマホの使い方とルールについて、子どもと確認しながら話し合ってみようと思います。

KFPの活動について

~代表の小林さんよりお話を伺いました。~

 平成16年、次女が4年生の時に学校周辺で痴漢騒動があり、それをきっかけにパトロールを始めたのがきっかけです。当初は29名で活動を開始しました。その後鵠沼中学校のおやじの会と協力し合うようになり、翌年には鵠洋小学校からの参加もあり、今の形になっています。
 KFPは来年で15周年を迎えます。現在約150人が加入していて、各校の割合は鵠沼中、鵠沼小、鵠洋小それぞれ約1/3ずつの50人程度です。 三校合同で行うイベントから、各学校ごとに行うパトロールや行事のお手伝いなど、活動は様々です。 
 「おやじクラブ」というOBの会もあり、こちらは現在40人程度が加入して活動しています。パトロールだけでなく、サークル活動も盛んで「つながり」を大事にしています。

KFP鵠沼おやじパトロール隊の方々の活動をもっと知りたいという方は、ぜひホームページをご覧ください。