7月5日(木)に大鋸市民の家にて開催された育ち合い広場 てとてとての「おとなの手等子屋 消しゴムはんこ作り」を取材してきました。
大人と子どもが一緒に、消しゴムではんこを作る。とても優しい時間が流れていました。
「子どもとの暮らしと向き合う時間を持とう。子どもに寄り添って、生活のこと、環境のこと、考えていこう。大人も子どもも育ち合おう。」という想いで集まった保護者(お母さんたち)が作ってきた素敵な居場所-「てとてとて」代表の小川さんにお話を伺いました。
「育ち合い広場てとてとて」をつくるきっかけ
もともと、大鋸地区で活動している青空保育でのご縁がきっかけで片瀬小のサークルに参加していたという小川さん。「親子の居場所」「工夫しながら場所や企画を考える」「地域で子どもを育てる」という取り組みに共感し、ご自身の地域である大鋸でもこのような活動ができないか…と起案。大鋸小の読み聞かせの会で一緒に活動してきた方々と、2017年この広場を立ち上げました。
育ち合い広場のコンセプト…お母さんたちが大切にしている想い
・子どもの豊かな感性や想像力を大切にする暮らし作り
・地域との繋がりを大切にしたい
・子どもも大人も各々が各々らしく生きる場所作りを目指す
⇒育ち合うために手をつなごう。
主な活動内容は…
・互いの趣味や特技を生かし学び合う、それはお母さんたちの輝ける場所であり、子どもたちにとっては、いつでも誰でもふと寄り道できる居場所でありたい。
⇒ 手等子屋
地域探検、染め物などの手仕事、音楽遊び、おはなし会等
・子どもとの暮らしと向き合う中で出てくる疑問や悩みについて、「話して 聞いて 考える」場所をつくりたい。
⇒ 座談会
これまで、「叱る」「メディアとの関わり」「食について」などのテーマで座談会が行われました。次回は「防災講座」 を予定されています。
座談会は月に1度、同じテーマで2回行われます。1回目に聞いた内容を持ち帰り実践し、2回目にその結果について話し合います。 その回ごとにスタッフで話し合ってテーマを決め、約1か月の間に内容をまとめたり、関連図書を読んだりして準備をされています。