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湘南台中学校PTAの取材をしてきました

~湘南台中学校へ取材に行ってきました!~

 平成30年度最後の運営委員会を見学させていただきました。校長先生は出張のためご不在でしたが、本部の方々と教頭先生とのやり取りを拝見していると、楽しそうで、良い関係性であることがわかりました。委員会は終始和やかで、笑いを交えてとても雰囲気の良い会でした。その後少しお時間をいただいて取材をさせていただきました。

PTAの活動

 PTAの今年度のテーマは「知識」ということもあり、バスツアーでは学問の神様で有名な‘湯島天神’へ行かれたそうです。
 また校外委員さんを中心に毎年「地区懇談会」が開催され、先生方、さまざまな地域団体、警察の方々などを招待し、100名以上が参加する大規模な活動も行っています。学年の球技大会では学級学年委員さんが豚汁の炊き出しを行っているそうです。広報委員は紙面の作成を校内だけではなく地域との関わりを持ちながら作業をしているそうです。

活動のボリューム

 ネガティブなイメージ、子どもや家庭を犠牲にしないように委員さんの負担を少なくするため、活動の縮小も追及していかなくてはいけないと考えているそうです。たとえば現時点での「地区懇談会」は先生方も参加されるため、学校終了後の19時より開催されています。そのため委員は子どもを預けての活動となってしまうそうです。今後はできるだけ負担が少なくなるように、校内で教員の勤務時間内で収まるような会にするなど、いろいろな場面で活動のボリュームの見直しも必要と考えているそうです。

~清水会長より・・・PTAの自慢など~

 湘南台中学校PTAは寛容な(ゆるやかな)活動を行っています。 ‘適当’が‘良い加減’で。例えば手紙の作成など、せっかく考えて作ってくれたものはそれで良い、誤字脱字のチェックくらいで! 何か提案をすれば周りの委員さんが動いてくれていて、いつの間にか出来あがっている。「大丈夫だよ!」の一言が安心させてくれるし、温かく見守られていると実感する。しっかりしていて頼もしい委員さんにとっても助けられています。 本部や委員長を自ら立候補してくれることのありがたさを感じる一方で、委員長決めも毎年スムーズではなく、くじ引きを行うこともある。くじ引きが悪いというイメージもありますが、幅を広げるためにもある程度は必要な方法ではないかと感じています。引き受けるまでは大きな不安もあるだろうけれど、やってみたら楽しかったと思えるような活動が望ましい。大変より楽しいと思ってもらえるPTAを目指している。
 

取材後記

 清水会長は小学校時代から中学校の現在まで本部役員を7年間務めているベテランママさん。お話を聞いていて、彼女の人柄が湘南台中学校PTAの空気感を作っていると実感しました。学校側との関係性はもちろん、本部のメンバー、委員長さん達との距離感がとても良い。また委員をやっても良いかなぁと思わせるような雰囲気作りは欠かせないものだと思っています。楽しく仲良く活動していれば、それを見た周りの保護者が委員をやってみようと思うきっかけになるのではないかと改めて感じました。
 近年、PTA活動にはさまざまな意見がありますが、子どもたちのための環境作りをするためには学校と保護者がより良い関係性を持つことではないかと思います。

☆取材にご協力いただきました湘南台中学校PTA運営委員会の皆さまありがとうございました!!