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2019年度 保護者と先生との交流会を開催しました

 11 月 23 日(土・祝)湘南台公民館にて保護者と先生との交流会を開催し、77 名の方にご参加いただきました。
 まずはじめに、一般財団法人 JCMA 代表理事であり、オトナの気くばり講座の講師や話し方の学校の副学長をされている吉井 奈々(よしい なな)氏よりご講話いただきました。「相手も自分も大切にするコミュニケーション」~多様性・LGBT からみんなで考えよう~というテーマで、元男性で現在は女性であるご自身の体験談や苦労話、相手の心に響く話し方やコミュニケーション術など、多岐にわたりお話しいただきました。明るく元気な吉井先生のお話を聞いて、こちらもパワーをもらいました。また、「名前と♪のサンドイッチ」や「思い込みやカンチガイで見え方が変わる」など、今後も大切にしていきたいキーワードを教えていただきました。
 その後、保護者と先生でいくつかのグループに分かれて、グループトークの時間を設けました。それぞれの立場で、子どもとの関わりの中で感じていることや思いなどを話し合い、情報共有することができました。

 提出いただいたアンケート結果の中から、皆さまからの声をいくつかご紹介いたします。

参加者:77 名(教職員 43・保護者 20・スタッフ 14)アンケート回答:51 名

◆参加してどうでしたか?
◎大変よかった 38 名
○よかった 13 名

◆上記の理由について
・吉井さんの元気な言葉を聞くことができ、明日から子どもたちの接し方も元気にやっていけそうです。(教職員)
・コミュニケーションの ABC、自分の影を愛することが自分の光に気づくこと、名前と♪でサンドイッチなどなど たくさんの気づきをいただきありがとうございました。(教職員)
・吉井先生のお話が素晴らしくて涙が出ました。今後のコミュニケーションに役立てたいと思います。(保護者)
・一人で悩んでいたことが吉井先生の講演を聞いたことで少しスッキリしました。(保護者)
・「言葉はプレゼント」いいですね。(保護者)

◆感想/次回希望するテーマ等ご自由にご記入ください
・信じて諦める。かわいそう。心配の呪い…など、学校だけでなく子育てや自分の人生を考えていく上で今後の参考になると思いました。ありがとうございました。(教職員)
・LGBT というくくりではなく、その人自身を見て向き合っていくことが、人と人とのつながりを作っていくということを改めて感じました。心に余裕を持って、他者も自分も尊重できるような生活を送りたいです。(教職員)
・吉井先生がグループトークに来てくださって嬉しかったです。話していて安心する感じがしました。子どもたちや保護者にそんな安心感を与えられるように私もなれたらと思いました。(教職員)
・学校内の取り組みを地域に根付かせる方法、また成功例などの講演を聞いてみたい。(保護者)
・視野が少し広がりました。ありがとうございます。(保護者)